〜コロナで変わったWEB会議の利用率〜 H¹Tはご利用者様のニーズに合わせ、ブース席の使い方を変更します

新型コロナウイルス感染症対策をしながら働くことを余儀無くされる中で、最適な働き方を模索し続けている企業や個人も多いのではないでしょうか。そんな時代に合わせてH¹Tは、少しでもご利用者さまが働きやすくなるよう、皆様の声をもとに進化し続けていく予定です。今回はリモートワークの普及とともに増えたWEB会議をより安心した環境で行っていただくため、これまで会話禁止だったブース席を試験的にWEB会議可能にする旨をお知らせします。H¹Tユーザーを対象に行ったアンケート調査結果と、今後の取り組みについてご紹介します。
1 在宅勤務が増え、必然的にWEB会議も増加
H¹Tではユーザーを対象に以下の概要でアンケート調査を行いました。
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調査名称:コロナによって変化する働き方に関する 実態把握アンケート
調査対象:H¹Tユーザー181名
調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査実施期間:2020年6月9日(火)~2020年6月23日(火)
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いくつかのアンケート調査の結果をもとに、H¹Tの利用方法に関して再考し、今回はブース席のご利用方法を変更することにいたしました。まずは緊急事態宣言に伴う働き方の変化に関するアンケート結果をご紹介します。
Q. 緊急事態宣言に伴い、新たに導入・制度化した勤務形態/ツールについて教えてください。

全体を見ると「営業先への訪問制限」が61.9%で最も高く、次いで「在宅勤務(41.4%)」「時差出勤制度(27.6%)」という結果になりました。やはり対面での打ち合わせや営業を極力減らし、社内でも出社するメンバーを制限して在宅勤務を推奨している企業が多いようです。
Q. 在宅勤務中、社内・社外との打ち合わせをどのように行っているか教えてください。

全体では、「ZoomやTeamsなど外部のWeb会議システム」が94.3%で最も高く、次いで「会社貸与のスマートフォン、携帯電話での通話」が63.8%。在宅勤務の導入とともにWEB会議の使用率は大幅に上がり、ビジネスにおいての「当たり前」になったと言えるでしょう。
2 WEB会議のメリット・デメリットは?
続いて、在宅勤務やWEB会議に関するアンケート結果をご紹介します。
Q. 在宅勤務のメリットを教えてください。

全体では、「出勤時間が削減されるため、プライベートの時間が捻出できるようになった」が77.0%で最も高い結果に。
Q. 在宅勤務のデメリットを教えてください。

全体では、「従業員の健康状態が把握しづらい」が60.3%で最も高くなりました。在宅勤務でプライベートの時間が確保できるようになった一方で、従業員の健康状態や心の変化など対面でしか感じとれない部分が気になる人も増えたようです。
Q. WEB会議のメリットを教えてください。

全体では、「場所を選ばずにどこからでも参加ができる」が87.8%で最も高く、次いで「会議に出席するための移動時間が減り、交通費も削減できる (86.6%)」「設定が簡単で、手軽にすぐに始められる(83.1%)」と、多くの人が会議の場所を問わないことをメリットとして感じている結果となりました。
Q. WEB会議のデメリットを教えてください。

全体では、「会議の空気や細かいニュアンス、相手の表情が読み取りにくい」が72.1%で最も高く、次いで「音質/画質がネット環境などに影響を受けるため、会議の進行が妨げられることがある」が62.2%、「会議の内容が外に漏れないよう、対面時 以上にセキュリティ対策が必要」が45.9%。場所を問わずどこでもできるメリットを感じる一方で、ネット環境やセキュリティ面などを気にする声も多々あるようです。
3 WEB会議は内容に関わらずセキュリティの高い場所で行いたいとの声
次にWEB会議のセキュリティに関する調査結果をご紹介します。
Q. 社外の方と機密性の高いWEB会議を行う際に、利用してもいいと思う場所について、当てはまるものを教えてください。

全体では、「自社オフィス内」が79.1%で最も高く、次いで「契約シェアオフィス内(個室)」が「自宅」を超え55.8%となりました。
Q. 社外の方と機密性の低いWEB会議を行う際に、利用してもいいと思う場所について、当てはまるものを教えてください。

こちらも全体では、「自社オフィス内」が77.3%で最も高く、次いで「契約シェアオフィス内(個室)」が68.6%と、大きく差を開けず続く結果に。WEB会議は機密性の高い・低いを問わず、セキュリティの高い場所で行いたいという人が多いようです。
4 H¹Tではブース席がWEB会議可能に。より働きやすい環境づくりを
今回のアンケート結果を受けて、10月5日からH¹Tではブース席を試験的に通話可能エリアへと変更することにいたしました。H¹Tではこれまでオープン席、個室、電話ブースでのみ通話が可能でしたが皆様からの声を受けた結果、我々が考えられる最大限のウイルス対策をしたうえでブース席を通話可能エリアといたします。一方で新型コロナウイルス感染症拡大防止対策の観点から、オープン席での会話やWEB会議を禁止とさせていただきます。皆様のご理解とご協力のほど、よろしくお願いします。
なおブース席のご利用時は、下記点へのご協力をお願いいたします。
- ・電話やオンライン会議をおこなう場合は、備え付けのヘッドセットまたはご自身のイヤホンのご使用をお願いいたします
- ・ブース席は防音が十分ではないため、機密性の高い電話・オンライン会議に関しては会議室をご利用ください
- ・ブース席で周りの方の声や音が気になる方は共用部にある耳栓をご利用ください

H¹Tでは新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として以下の取り組みを行っております。
- ・除菌対策及び備品追加設置
- ・抗菌を目的として、ナノシードα(※1)を導入
- ・定員数縮小
- ・係員巡回による各現場の清掃等実施
- ・室内でのマスク着用のお願い及び配布用マスクの設置
- ・店内に新型コロナウイルス対策掲示
- ・防犯カメラによるソーシャルディスタンス検知の導入(予定)(※2)
(※1)ナノシードαとは、機能水をナノ化し拡散する空間清浄機で、要時生成型二酸化塩素水溶液を使った商材を採用しています。要時生成型二酸化塩素水溶液はウイルスに反応して、少量の二酸化塩素を発生させる水溶液で、大阪大学微生物学研究所の研究により、新型コロナウイルスへの使用で、98%の菌の死滅が確認出来ているのに加え、ウイルスが存在しない時には、無毒・無刺激で口に含んでも問題ないという意味での安全性も確認されています。(参考:大阪大学発表資料)
(※2)AIソリューションを提供するAWL社と連携し、既設の防犯カメラを利用し、AIによるソーシャルディスタンス確保やマスク着用有無の検知を行い、必要時に注意喚起を行うシステムの導入を検討
今後もワーカーの方がより心地よく働けるよう、いろいろなことに挑戦していきます。