H¹Tご意見箱#1「H¹Tの営業再開後どう使える?」

2020.05.26
インタビュー

一人ひとりのワーカーにとって働きやすい、ヒューマンファーストな空間を目指しているH¹T。ご利用された方の「〇〇してほしい」「〇〇はどうしてなの?」というご意見にお答えしていきます。

今回のご質問は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言が解除された後、H¹Tがどう活用できるのか。事業責任者の宮地、運営責任者の三堀がお答えさせていただきます。

ご意見

弊社では、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための緊急事態宣言が発令されてから、オフィスへの通勤は原則不可、自宅勤務としています。

緊急事態宣言が解除されても、しばらくは通勤の際の感染リスクを最小限にするためリモートワークを検討しています。そこで、リモートワーク環境として、H¹Tを利用したいと考えているのですが、可能でしょうか?また、オススメの使い方があれば教えてください。

回答

新型コロナウイルス感染症対策に悩まれる総務担当の方、多いですよね。今回回答してもらうのは事業責任者の宮地さんと運営責任者の三堀さんです。

宮地・三堀:よろしくお願いします。

宮地:H¹Tは緊急事態宣言を受けて4/8より営業を停止しておりましたが、この間も多くの企業さまよりお問い合わせをいただきました。ワーカーのみなさまの期待に応え、安心で快適なワークプレイスを提供できるよう、ご意見を伺っていければと思っています。

H¹T利用再開について教えてください。

宮地:緊急事態宣言の解除を受け、新型コロナウイルス感染症対策が機能するか、ご利用者さまから新たにどんな要望が出てくるのか、モニタリングしながら運営していきます。

三堀:営業にあたってはもちろん、新型コロナウイルス感染症対策を徹底します。具体的には「感染者を入れない」「ウイルスをうつさない」「除菌」の3つを徹底するつもりです。

感染者を入れないための措置としては、施設利用前に検温をお願いし、熱がある方はご利用を控えていただくつもりです。

ウイルスをうつさないための措置としては、ご利用者さまにマスク着用をお願いする予定です。マスクをお持ちでない方のために、施設内での提供も考えています。また、オープン席についてはソーシャルディスタンスが守れるよう、座席を一つ飛ばしにします。

除菌の徹底としては、液体を細かい粒状にして拡散する「ナノシード」を全店舗に導入する予定です。これにより、滅菌することが証明されている二酸化塩素水を空間内に拡散します。また、入り口に消毒液や除菌スプレー、除菌シートを置き、ご利用者さまに自由にお使いいただけるようにするつもりです。

再開に向けた想いを教えてください。

宮地:H¹Tはもともと、介護や育児をしながら働くワーカーの負担を減らすため、家の近くに働ける場所を提供したいと生まれたサービスです。会社まで行くと通勤に時間がかかりますし、時短勤務では同僚たちの目線を気にしてしまいます。一方でずっと家の中で仕事をするにも、集中力が続かず難しい。そんな問題を解決するため、職場や家の代わりとしてつかえる第三の場所の提供を行ってきました。

新型コロナウイルス感染症の影響で状況は変わりましたが、我々がワーカーに提供したい価値は、変わっていません。むしろ、こういうときのためのサービスだとすら思っています。

今、リモートワークが増えた結果、ストレスを抱えるワーカーが増えていると感じています。その原因の一つは、在宅勤務になった結果、会社や家庭との距離感が近くなりすぎていることだと思っています。

例えば私自身、ここ1ヶ月在宅ワークを行なっていましたが朝から晩まで業務状況共有のためのzoomミーティングが入ったり、勤務時間外でも連絡がくるようになったりしました。その結果、今までよりも働く時間が延びてしまい、つらかったですね。これまでは会社、家と別々の場所にいることで、業務時間とプライベートを明確に分けていたのかもしれません。それがなくなったことで、仕事のことを考える時間が増えてしまったのです。

また家庭を持つ人の中には、家族とずっと同じ空間にいることで、ストレスを抱えてしまう人もいると思います。自分の部屋がなくリビングでテレワークをせざるを得ない人や、寝てる子どもを起こさないためにと風呂場でテレビ会議に出ている人もいました。

ワーカーのストレス改善は社会的な課題だと思います。経営が苦しい飲食店を補償するのと同じように、ワーカーのストレス削減のために、何かしらの対策が必要だと思うのです。その一助としてH¹Tは「職場や家庭との適正な距離感」づくりに貢献できると思っています。

職場との適正な距離感を保つためには、勤務時間を決め、スイッチのON/OFFの切り替えをすることが大事です。働く時間はH¹Tにいる、家に帰ったらプライベートと、頭を切り替える場所として活用いただきたいです。また、家庭との適正な距離感を保つために、夫や妻、子どもと一時的に距離を取るための場所としても活用頂きたいと考えています。

適切な距離感を取ることで、会社も家庭も好きになる、少なくとも嫌いにならないようになると思います。我々はワーカーが心地よく働けるよう、第三の場所としての役割を担っていきたいです。 

再開後、具体的にはH¹Tをどう活用すれば良いのでしょうか?

三堀:毎日使っていただく必要はありません。たとえば、週に1回程度、没頭する時間を作るために活用頂くのが良いのではと思っています。

家にいるとどうしても、子どもが話しかけてきたり、ゲームやテレビがついていたりと集中できないことも多いと思います。ある種リラックスしながら働けることは在宅ワークの良さでもあります。ただ、資料作りなど一気にガッと集中してやりたい作業もあります。そんな時にH¹Tを活用いただけると良いかなと思います。

なるほど。具体的にはどこにありますか?

三堀:現在、出店予定も含めて、43ヵ所あります。そのうち13ヵ所は東京都心エリアではなく、横浜、大宮、吉祥寺といった郊外です。


今後は郊外はもちろん、福岡や北海道など関東以外の場所にも出店予定です。多くのワーカーのお近くにH¹Tのワークプレイスを提供できるよう拡大していきます。

リモートワークが推奨されている今、ワーカーの安全確保、パフォーマンス向上、モチベーションの維持、と経営者や人事・総務担当者の方は難しい局面ですね。

宮地:そうですね。

おそらく今、良くも悪くも多くの経営者や人事・総務担当者は、リモートワークの難しさ、課題を身をもって体感されていると思います。この機会に感じた課題を整理し、解消する方法についてひとつずつ、トライしてもらえると良いのではと思っています。

その際、自宅でも会社でもない第三の場所が必要だとなればぜひ、H¹Tを利用いただきたいですね。オープン席だけでなく、区分けされた個室のご用意もあります。ワーカーのモチベーションが上がるおしゃれなデザインでもあると思います。

我々は、これからもヒューマンファーストタイムという名の通り、ワーカーの使い勝手や要望に応じて変化していくつもりです。なので、どんどん使っていただき「あったらいいかも」という機能やサービスについてはリクエストをいただければと思います。

三堀:コロナウイルス感染症拡大の件で、一気にテレワークやシェアオフィスの活用が進みましたよね。一方で、「モバイルPCがなくてテレワークを導入できない」と、悩んでいる総務の方はたくさんいらっしゃるのだと思います。他にも、労務管理が難しくなることや、セキュリティ上の問題、さらには社員同士のコミュニケーションがうまくいかなくなるのではといった懸念もあることでしょう。そんな方々の悩みを解決できる施策を提案していきたいですし、我々がどうお役立ちできるのかしっかりお伝えしていきたいですね。

では、今回のご意見箱はこの辺で!ご意見ありがとうございました!